2013年03月21日
濃厚毛ガニとんこつラーメン!
過去何度か上げてますが
ここにもう一度紹介したいと思います
何故ならば全国唯一無二の商品だから
真似をしようと思っても無理です
何故ならば手間がかかりすぎるから><
一時期東京のラーメン屋さんや評論家間で
”鮮魚系”というジャンルが来ると言われてました
いわゆる生魚介ものを使ったラーメンです
俗に言う魚介ラーメン(うちの秋刀魚だしラーメン含め)は
干しものや節ものを使うのが本道です
生はどうしても独特の生臭さが出てしまうので
扱いが難しいです
その生臭さとの戦いを乗り越えて
初めて鮮魚系のラーメンが出来上がると思います
それでも数は少ないし結果”来なかった”と感じます
うちは大船渡にあるお店なので
いつかはチャレンジしなければと思っていたジャンル
そこで目をつけたのが”毛ガニ”
そうして出来上がったのが”毛ガニ白湯ラーメン”
3年ぐらい前でしたかね
今年それをさらに進化させて
時代の流れは濃厚系
以前は鶏白湯(とりパイタン)と毛ガニを併せて
いましたが、
今年は鶏白湯にとんこつを更に煮出したものに
毛ガニを併せました
出来上がりまでに計3日かかります
鶏ガラ → 煮出し → 寝し 一日目
鶏白湯 → とんこつ投入で煮出し → 二日目
鶏とんこつ → 毛ガニ投入で煮出し → 三日目
更に毛ガニはただ併せるだけでは
臭みが出てしまいます
工夫に工夫を重ねていきます
ここにはイタリアンの知識を使いました
まず毛ガニです
軽くボイル
エクストラバージンの
オリーブオイルで炒めます(もこみち風w)
そしてこれが以外と重要!
テストに出るよ!
トマト投入
炒めあがったらスープに投入します
次にあらかじめ取り出しておいた
カニみそ炒め
(もちろんもこみち風)
手を止めずに炒め続けます
カリカリになるまで炒めます
そしてスープに投入
約1時間煮出して漉すと出来上がり
正直これは一杯850円という
ラーメンとしては高価な値段設定です
それでもほとんど利益が出ません
手間と毛ガニの値段と炊き出すガス代考えると
やって得は全くないです・・・
でもこの作品は出さなければいけないと思ってます
自信作だし復興の証しとして
そしていつかはお土産ラーメンや
通販でも出したいと思ってます
一応”旬”のものとしての提供ですから
水揚げがなくなったら終了する場合があります
岩手県で初、唯一の鮮魚系ラーメン
濃厚毛ガニとんこつラーメン(つけ麺もあります)
お早めにお召し上がり下さい
昨日放送された5きげんテレビの模様。。。
番組をアップロードする技術を持たないので
テレビ画面をそのままiphoneで撮ったものですw